IIS の Web アプリケーションルート(その2)

 前回 はサーバーにアプリケーションを設置する方法を説明しました。

 今回はホスティングサービスが提供するサーバーにアプリケーションを設置する方法を説明します。といっても、ホスティングサービスのアカウントを多数所有しているわけではないので、無料のところ (ファーストサーバ エクスプレス 2)を使って一例を示すだけですが。

サーバーにアプリを設置する手順
  1. 物理フォルダ作成
  2. ファイルを配置
  3. (必要なら)物理フォルダを仮想フォルダとしてマッピング
  4. アプリケーションルート指定

IIS Web Service の Virtual Directories をクリック。

add virtual directory をクリック。


virtual directory name に vdir
content directory に \inetpub\wwwroot\pdir
MSGID_WVH_1FDCFD20 のチェックを ON
add ボタンをクリック。

この操作が何を意味するのかを探り当てたときの記録は、7月6日 を見てください。マニュアルに解説が無いってのが(以下省略)

この操作で以下の三つの作業が実行されます。

  • (詳しい場所は不明だが自分に割り当てられたフォルダ)\inetpub\wwwroot\pdir ディレクトリが新規作成されます。
  • pdir 物理フォルダが /vdir 仮想ディレクトリ にマッピングされます。
  • フォルダがアプリケーションとして構成されます。すなわち、アイコンが歯車になるということです。

(どこか不明)\inetpub\wwwroot\pdir 物理フォルダ

/vdir 仮想フォルダ

 

ここまで出来たら、後はファイル(.aspx や .htm 等)をサーバーにアップロードするだけです。

FFFTP のクイック接続をクリック。

接続するための情報を入力。

接続した直後は LocalUser, logfiles, wwwroot の三つが見えている。

(どこか不明)\inetpub\wwwroot\pdir 物理フォルダを選択し、バイナリ転送モードを凹ませて、アップロード。

 

アップロードが済んだら、ブラウザでアクセスしましょう。

ブラウザで /vdir 仮想フォルダにアクセス。

 

次回 に続く。


Active Directory は避けて通ってきたけど、そろそろ無理っぽいので、あきらめて二冊買いました。